マンション・アパートのインターネットが遅すぎて、動画もまともに見られない!

あれやこれやと試してみても遅いまま。

そんな光回線に泣き寝入りしている方も多いはず。

集合住宅のインターネットが遅くなる原因として考えられるのは

「回線の混雑」と「光回線の設備」です。

今回は集合住宅編として、インターネットが遅くなる理由と改善方法を4つにまとめました。

きっと自宅のインターネットが遅い理由がわかるハズ。

それではいきましょう!

集合住宅の光回線インターネットが遅い最大の理由

インターネットの速度を測ってみる

まずは、自宅の光回線の速度を測ってみましょう。

さて、ご自宅のネット速度はどれくらいでしたか?
ストレスなくネットが出来る目安は、だいたい20Mbpsと言われています。
では、自宅の光回線が遅くなる理由をシンプルに4つご紹介します。

① 無線LANルーターやLANケーブルの規格が古い

10年以上買い替えていなかったり、フレッツ光を契約した際にオプションでついてきた無線LANルーターやLANケーブルを使っている方は要注意です。

古い機器は最新の規格に対応しておらず、インターネット速度の低下につながります。

無線LANルーター・LANケーブルの性能をチェックしてみましょう。

買い換える場合、無線LANルーターは3,000~5,000円程度のモノで大丈夫です。11ac対応のものを選ぶと良いでしょう。

LANケーブルはCAT5e以上のものが望ましいです。

パソコンが古いとネットが遅くなる?
インターネットの速度はパソコンのスペックには依存しません。
「性能の低いパソコンだからインターネットが遅い」ことにはなりません。
しかし、市販のPCは余計なソフトが入りすぎていてパソコン自体が重くなっている場合もあります。
パソコンのHDDをSSDに換装するのが手っ取り早いですが、これは中級者向けの方法になります。
PCを軽くする際は、重要なプログラムを削除しないように慎重に行いましょう。

② プロバイダが遅い

インターネットに必ず必要なのがプロバイダです。

OCNやYahoo!BB・So-net・BIGLOBE・plala・などなど一度は聞いたことがあると思います。

プロバイダを契約しないとインターネットに接続できません。

インターネットを高速道路に例えるとプロバイダは「料金所」のような所です。

アクセスが集中してプロバイダで渋滞が起きるとインターネットが遅くなります。

大型連休などは料金所が混雑するのと同じ原理です。

 

また、プロバイダはお住まいの地域によって速度に差が出ます。

例えば、同じプロバイダでもA市では速いが、B市では遅いといった具合です。
加入者に対する設備増強が追いついていないと速度低下が起きやすくなってしまいます。
大手プロバイダの渋滞問題
OCNやYahoo!BBなどのメジャーなプロバイダは料金所も大きく渋滞も起こりにくいですが、そもそもの利用者が多いため、夜間帯などでは混雑する場合が多々あります。

③ 同じ建物内で光回線を使っている世帯が多い

集合住宅では殆どの場合、光ファイバーを建物内でシェアして使っています。

つまり、同じ建物内で光回線の利用者が多ければ遅くなります。

利用者数の問題はマンションタイプを使うかぎり、解決不可能です。

利用者が多いことが原因の場合、既存のNTT回線をそのまま使っているドコモ光・ソフトバンク光などの光コラボレーションモデルに乗り換えても、さほど効果は得られません。

④ 光回線の配線方式が古い

集合住宅で光回線インターネットが遅い最大の理由は、

「光回線の配線方式が古い」ことです。

光回線の配線方式は3種類あります。

1.光配線方式(最大:1,000Mbps):戸建てや築10年前後の比較的新しい集合住宅に採用

2.VDSL方式(最大:100Mbps):築年数が経っている少し古めの集合住宅に採用

3.LAN配線方式(最大:100Mbps):大型マンションやレオパレスなどに採用

配線方式の古い「VDSL方式」と、利用者が多い「LAN配線方式」が遅くなりがちです。

ネット使い放題マンション
ネット使い放題マンションなどはLAN配線方式が多い印象で、レオパレスのレオネットなどが代表的です。
ケーブルテレビのインターネットが使い放題という物件もあります。
こちらは契約プランや、ケーブルテレビ会社の設備によって速度が左右されます。
新築アパートでインターネット使い放題の場合は、光配線方式が多いですね。

配線方式の違い

光配線方式

光配線方式は築10年前後の、比較的新しい集合住宅に採用されている設備です。

戸建てと同じ配線方式のため、満足出来る速度が期待できます。

電柱から、電話の配管などを通して各部屋まで光ファイバーを引き込みます。

光配線方式の最大速度は1Gbpsです。

光配線方式の建物で光回線が遅い場合は周辺機器の確認やプロバイダの確認を行います。

VDSL方式

VDSL方式は日本で最も多く採用されている、集合住宅用の光回線設備です。

アパートや小規模マンションに採用されています。

3種類ある配線方式のなかでも「VDSL方式」が一番遅い設備になります。

VDSL方式が一番遅い理由は、光回線が建物内で電話回線に変換されているからです。

VDSL方式の最大速度は100Mbpsです。

VDSL方式ではせっかくの光回線が電話回線に変換されます。

古い建物などで電話回線が消耗している場合、さらに速度は悪化します。

電子レンジなどのノイズを拾って遅くなることもあります。

また、光回線をシェアして使う方式のため、同じ建物内での利用者が多いと遅くなります。

こうなるとインターネット速度は壊滅的なものになってしまいます。

ちなみに1Mbpsしか出ていなかった僕の住む集合住宅は「VDSL方式」でした。

LAN配線方式

LAN配線方式は大型マンションなど、戸数の多い建物に採用されている設備です。

スムーズな配線方式でスピードも期待できますが、大型マンションなど部屋数がとても多い建物で採用されていますので利用者が増えると遅くなります。

建物の外までは光ファイバーで、建物の中は各部屋までLANケーブルでの配線となります。

LAN配線方式の最大速度は100Mbpsです。

さて、配線方式が分かったところで次に自宅の設備を確認しましょう。

自宅の配線方式の確認方法

簡単に確認する方法をご紹介します。

今、すぐに確認できる方法はコチラです。

では、モデムがつながっている壁のコンセント部分をご覧ください。

(家具にモデムが埋もれている場合は、フレッツ総合受付窓口・0120-116-116に電話して聞きましょう)

光配線方式

こちらが「光配線方式」です。

光配線方式には「光コンセント」が取り付けてあります。

戸建てや、新しい集合住宅に採用されています。

インターネット速度が一番速い配線方式ですね。

VDSL方式

右の画像が「VDSL方式」です。

モデムが電話線を差し込むモジュラージャックにつながっています。

モデムの色は加入時期によりバラバラで、白だったり黒だったりします。

LAN配線方式

こちらが「LAN配線方式」の見た目です。

LANケーブルを差し込むところしかないですね。

※こちらのツイッター画像は、あくまで見た目での参考になります。

戸建ての宅内をLAN配線にしたものですね。すばらしい!

VDSL同様、その先にモデムがつながります。

配線方式を変えるのは不可能?

残念ながら集合住宅の配線方式は、ほとんどの場合変えることが出来ません。

裏ワザですが、管理会社や大家さんに工事許可を取れば光配線方式に変えられるかもしれません。

裏ワザについては関連記事でご紹介しています。

でも大丈夫!他にも道はあります。

インターネットを速くする4つの方法

① プロバイダを変更してみる

プロバイダ選びのポイントは「v6プラスに対応したプロバイダを選ぶ」ことです。

v6プラスは回線の混雑を回避できる通信方式です。

v6プラスについては関連記事でご紹介しています。

プロバイダについて、より詳しく知りたいマニアックな方は下記のサイトをご覧ください。

ISP規制情報ではプロバイダのカタログスペックをもとに厳しく格付けしています。

Radish Network Speed Testingの「みんなの測定結果」では全国で測った回線速度を見ることができます。

光配線方式やLAN配線方式で遅いと言う方は、まずプロバイダを疑ったほうが良いかもしれません。

プロバイダを変更したら速くなった

僕はVDSL方式の集合住宅に住んでいますが、プロバイダを変更することで速度が向上しました。

プロバイダを変更する前は、速度が1Mbps前後で全く使い物になりませんでした。

プロバイダと無線LANルーターを変更した結果、

ネットの速度を80Mbps以上まで引き上げることに成功。

測定日時:2018/11/11 AM8:53

使用端末:iPhoneX /WiFi:5Ghz帯

建物設備:VDSL方式/世帯数:12戸

利用回線:ドコモ光

プロバイダ:ASAHIネット

計測サイト:FAST

今回の計測は朝方でしたが、夜間帯でも40Mbps以上は出ています。

おかげで今は動画視聴やPS4のオンライン対戦も快適に出来るようになりました。

プロバイダを変更するのに手数料の支払いとPCの再設定が必要でしたが、変更した甲斐がありました。

半分諦めかけていましたが、予想以上の速度向上に驚きました。

マンション自体での光ユーザーが少ないのも、大きく影響していると思います。

おかげで現在は動画もネトゲもスムーズに出来ています。

LAN配線方式で改善しない場合は

大型マンションでプロバイダを変えてもインターネットが遅い場合、速度の改善は難航します。

この場合、マンション自体の設備が関係している可能性が高いです。

マンションでの光回線ユーザーが多く、設備が許容範囲ギリギリな場合はプロバイダを変えても速くなりません。

これを解決するにはマンションの管理組合に光回線の設備増強をお願いするしかなさそうです。

でも設備増強ともなると相当時間がかかりそうです。

正直とても面倒くさい。

最近ではソフトバンクエアーなど、回線工事が不要なインターネットも登場しましたので試してみても良いかもしれません。

② 光回線を乗り換える

auひかりやNURO光に変更するのもアリです。

建物の階数が7階以下であればNURO光が使えますし、2階までならauひかりのホームタイプも導入可能です。

光回線をNTT以外の他社に変えると工事が発生しますので、「工事許可」が必要になります。

必ず不動産管理会社や大家さんに許可をとった上で、工事を行いましょう。

 

最近ではドコモ光やソフトバンク光などの光コラボレーションモデルもあり、選択肢はたくさんあります。

ただし、光コラボのマンションタイプは今利用している光回線をそのまま使いますので、速度の向上には期待しないほうが良さそうです。

逆に速度が遅くなった事例もありますので、スマホとの割引がメインの乗り換えと考えましょう。

③ WiFiルーターを使う

最近では高速通信機能が入ったWiFiルーターが話題です。

SoftBank AirやWiMAXのCMはよく見かけます。

工事無しですぐ使えますので、お試しで使うには最適です。

SoftBank Airはギガ制限なしで使い放題とのこと。

WiMAXは3日間で10ギガ制限に緩和されました。

よほどのことがない限り3日間で10ギガは使い切れませんね。

ちなみに友人はWiMAXでPS4のオンラインゲームが出来ていました。

ただ、混雑時には速度低下も見られる模様です。

現在の光回線が本当に使い物にならない場合は、試してみるのもアリです。

④ 光配線方式の建物に引っ越す

光回線の速度を重視している方は、「光配線方式」の物件に引っ越したいところです。

配線方式については不動産会社に聞くと教えてくれますが、担当者がインターネットに詳しくないと正確な情報が得られない場合もあります。

また、不動産会社が光回線の代理店になっており、インターネット契約を勧められることもありますが、不動産会社経由で加入しても大きな特典は得られませんので注意しましょう。

NTT(0120-116-116)や家電量販店でも教えてくれますが、キャッシュバックのキャンペーンが弱かったり余計なオプションがついてくる印象ですね。

ちなみに僕の元同僚はネットが遅すぎて、光配線方式のアパートに引っ越しました。

今では、300Mbps以上出ていると大喜びしています。

まとめ

さて、今回は光回線の遅くなる理由と対策を4つずつ紹介しました。

集合住宅でインターネットが遅くなる要因には「回線の混雑」と「光回線の設備」が大きく関係していました。

速度の向上が期待出来る方法は、以下の4つになります。

① プロバイダを変えてみる

② 光回線を乗り換える

③ SoftBank AirやWiMAXを使ってみる

④ 光配線方式の建物に引っ越す

ネットが原因で引っ越しって悲しすぎますね。

その他の方法でも速度が改善できた例もありますので、あきらめずにチャレンジしていきましょう!

 

この記事が少しでもお役に立てば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

それでは、また次の記事でお会いしましょう!

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