
「工事なし・置くだけ簡単 ・ソフトバンクエアー」
ソフトバンクショップや家電量販店で勧められた方も多いと思います。
CMや広告でちょくちょく見かけるソフトバンクエアーですが光回線とどっちが安いのか気になりますよね。
契約から解約まで工事費や解約金も含めて細かく比較した結果・・・
「料金差は、ほとんどありませんでした」(。ŏ﹏ŏ)
なぜこのような結果になったのか?
ソフトバンクエアーとソフトバンク光が気になっている方は是非ご覧ください。
どちらを選ぶかはアナタ次第です。
■目次
ソフトバンクエアーの基本情報
基本料金:4,880円/月
契約期間:2年自動更新/更新月以外の解約で9,500円の違約金が発生
契約形態は2種類で「買取契約」と「レンタル契約」の2種類があります。
「買取契約」の場合、端末代金は58,320円です。
1,620円/月×36回の分割払いとなり、毎月同額の割引があるので36ヶ月利用すれば端末代は実質0円となります。
途中解約すると残っている端末代金が一括請求されるのがデメリットです。
(24ヶ月目で解約した場合:1,620円×12回分=19,440円)
「レンタル契約」の場合は端末代がない代わりに、レンタル料が月々490円かかります。
(レンタルの場合の月額料金:4,880円+490円=5,370円)
途中解約しやすいことがメリットです。
ソフトバンク光の基本情報
基本料金:3,800円/月(マンションタイプ)
契約期間:2年自動更新/更新月以外の解約で9,500円の違約金が発生
工事費:24,000円(24回/36回/48回/60回)※途中解約で工事費の残債が一括請求される
ソフトバンク光は基本料金こそ安いものの、月額料金に工事費が1,000円加算されるのがデメリットです。
またスマホの割引である「おうち割」を受けるには月々500円の「光セットオプション」に加入する必要があります。
料金イメージは以下の通りです。
(3,800円+1,000円+500円)-1,000円/おうち割=4,300円
工事費の分割が終われば実質3,300円で使えるのがメリットとなります。(※ソフトバンクユーザーの場合)
基本情報が分かったところで両者の料金を細かく比較していきます。
ソフトバンクエアーとソフトバンク光の料金を徹底比較
月額料金の比較
ますは月額料金を比較してみます。
スマホとのセット割(おうち割)がありますので、SBスマホなし・SBスマホ1台所有・SBスマホ2台所有の各料金を出しました。
光の月額料金には工事費の24,000円を24回払いとして毎月1,000円プラスしています。
(事務手数料や光回線の特殊工事費などは除外)
光回線の工事費も含めて見てみると料金差はほとんどありません。
ソフトバンク光は工事費の支払いが終わる25ヶ月目以降から料金が安くなります。
2年以上使うのであれば光の方が良さそうに見えます。
次は1年目で解約した場合の支払総額で見ていきましょう。
1年目で解約した場合
ここからは、解約時に支払う「工事費残債」「端末料金の残債」「解約金」「利用料金」すべてコミコミの支払い総額を計算していきます。(※事務手数料や光回線の特殊工事費などは除外)
月額料金で安そうに見えたソフトバンクエアー(買い取り)ですが、1年目で解約した場合だと一番高くなってしまいます。
これはエアー本体の端末料金が58,320円と高額なためです。
同じく光回線も工事費が24,000円と高額になっており、どちらも短期解約はやめたほうが良さそうです。
ソフトバンクエアー(レンタル)は縛りが2年契約のみなので、短期利用であればはるかに安く済みますね。
2年目で解約した場合はどうでしょうか。
2年目で解約した場合
料金差が縮んできました。
各料金の差は約10,000円ほどです。
ここでもソフトバンクエアー(レンタル)は最安値です。
2年以内ならエアーレンタルが一番安上がりで手っ取り早い方法になりますね。
3年目で解約した場合
3年目以降はソフトバンクエアーのレンタルのほうが高くなります。
エアー(買い取り)は本体の分割支払いが3年目で終わりますので、3年間使えばお得になります。
エアーのレンタルは2年目で解約しないと高額になってしまいます。
最後は4年目に解約した場合を見てみましょう。
4年目で解約した場合
4年使った場合、SBスマホなしの世帯ではソフトバンク光が一番安くなりました。
SBスマホを1台以上持っている場合、エアー(買い取り)とソフトバンク光の料金差は、ほとんどありません。
速度の安定したソフトバンク光にするか、お手軽なソフトバンクエアーにするか悩ましいところです。
最後は、支払総額を利用する月数で割ってみます。
これで、カタログには記載されていない本当の月額料金が分かるはずです。
月々の平均コスト
ソフトバンクのスマホを使っていない世帯
まずは、SBスマホなしの場合です。
1~2年目での解約はソフトバンクエアー(レンタルが)安く、3年目以降の解約はエアー(買い取り)と光が僅差です。
ソフトバンクのスマホを1台使っている世帯
SBスマホを1台お持ちであれば「おうち割」の対象になりますので、よりお得に使うことができます。
特に光回線は2年以上使って初めて安くなりますので、2年以内の解約はおすすめできません。
ソフトバンクのスマホを2台使っている世帯
SBスマホを2台以上お持ちの世帯ではインターネット料金が業界最安級になります。
スマホのデータ量も節約できて、良い事づくしですね。
まとめ
今回はソフトバンク光とソフトバンクエアーを料金面で細かく比較してみました。
結果をまとめると、
ソフトバンクエアー(レンタル)は、1~2年目に解約すると安い
ソフトバンクエアー(買い取り)は、3~4年目に解約すると安い
ソフトバンク光は、2年以上使うとソフトバンクエアー並に安い
となりました。
光回線は工事が必要ですが速度も期待でき、通信も一番安定しています。
しかし、VDSL方式の物件のように光回線が遅くなりやすい建物もあります。
アパートやマンションのインターネットがVDSL方式で光が遅すぎるという方は、
「ソフトバンクエアー(レンタル)」を試してみるのもありです。
ソフトバンクのLTEが入る地域であれば、どこでも使えますので、引っ越しの多い社会人や学生にも良いかもしれませんね。
・光回線の工事が難しい戸建てや賃貸物件に住んでいる