ソフトバンク光が遅いどころか速いらしい

光コラボの中でもトップを争うソフトバンク光。

一時期は「光回線なのに遅すぎると」叩かれていましたが、最近は遅いという声があまり聞こえてきません。

疑問に思って調べてみた結果、どうやら最近のソフトバンク光は速い模様です。

速さの秘訣は「光BBユニットとプロバイダ」にありました。

ソフトバンク光が遅いとお悩みの方は、もしかして光BBユニットを外していませんか?

ソフトバンク光が遅かったのは、もはや過去の話。

それではいきましょう!

速さの秘訣は光BBユニット

ソフトバンク光はフレッツ光の光回線をそのまま流用しています。

今までのフレッツ光と中身は変わりません。

なぜ、光BBユニットに繋ぐことでインターネットが速くなるのでしょうか?

速くなる理由は、光BBユニットに繋ぐことで「高速ハイブリッド通信ができるようになるから」です。

それでは高速ハイブリット通信について解説していきます。

IPv6 IPoE + IPv4高速ハイブリッド通信とは?

※ソフトバンクグループBBIX社公式HPより引用

IPv6 IPoE(アイピーブイロク アイピーオーイー)とは「混雑の少ない経路でインターネットにアクセスできる通信方式」です。

例えると「渋滞している道を避けて通勤できる」ようなもの。

インターネットの速度低下は回線の混雑によって起きることがほとんどです。

速度の向上には混雑を回避することが一番良い方法となります。

IPv4(アイピーブイヨン)は「従来の通信方式」です。

渋滞しやすい道路と一緒で混雑しやすく、インターネットは遅くなりがちです。

IPv6だけで良い気がしますが、なぜIPv4も必要なのでしょうか?

遅いIPv4が必要な理由

遅いIPv4が必要な理由は「IPv6に対応していないサイトがたくさんあるから」です。

IPv6接続に対応していて、よく使うサイトと言えば「Google・Youtube・Netflix」です。

IPv4接続でよく使うサイトは「Hulu・niconico・dTV」などになります。

IPv6を使っていてもIPv4サイトへの接続は従来のPPPoE方式に自動変換されます。

また、有名ゲーム機であるPS4はIPv6に対応していません。

Nintendo SwitchやXbox OneはIPv6でも問題なくプレイできるとのことです。

IPv6に対応していないサイトの方が圧倒的に多いので、今後もIPv4接続は必要になります。

IPv6だからといって速いわけではない

よくIPv6が速いと聞きますが、単純にIPv6だから速いと言う訳ではありません。

重要なのは「IPv6」かつ「IPoE方式」であることです。

IPv6は3種類あります。

①「PPPoE方式」

②「IPoE方式」

③「IPv4 over IPv6」

光BBユニットは、③の「IPv4 over IPv6」高速ハイブリッド通信を可能にします。

「IPv4 over IPv6」高速ハイブリッド通信とは、

IPv4とIPv6サイトの両方が速くなる通信技術です。

IPv6高速ハイブリッド通信はソフトバンク光でしか使えません。

光BBユニットは月額467円の有料オプションですが、使う価値はありそうです。

次はプロバイダについて見ていきましょう。

プロバイダが最高ランク

ソフトバンク光のプロバイダはYahoo!BBのみです。

他のプロバイダを選ぶことはできません。

プロバイダの最大手と言えばOCNですが、Yahoo!BBは2番目のシェア数を誇っています。

Yahoo!BBはISP規制情報でも現状最高のBランクに格付けされています。(今のところAランクは存在しない)

Bランクには速さに定評のあるNURO光もランクインしています。

よく耳にするプロバイダでBランクなのはYahoo!BBとNUROくらいです。

OCNはCランク、その他大手プロバイダであるBIGLOBEやSo-netは問題外とされてしまっています。

厳しいランキングサイトですね。

Yahoo!BBは2002年からバックボーンの大幅強化に乗り出しており、日本全国を縦断する10Gbpsクラス、世界最大級の超高速IPネットワークの構築を開始しています。

以下引用になります。

今年度中には、全国を縦断する主要バックボーンの回線容量を10Gbpsクラスに増速し、世界最大級の超高速IPネットワークを構築して行く予定です。これにより、Yahoo! BB既存会員様は、将来、ブロードバンド化が急速に進むコンテンツやアプリケーションのご利用においても時間帯や地域に関係なく、ストレスのないブロードバンド通信のご利用をお楽しみいただけます。

2002年からの取り組みですから、現状と合わせて考えるとこの計画は順調に進んでいると思われます。

10Gbpsクラスのバックボーン回線はYahoo!BBの強みです。

でも、いくら速いと言っても、実際に使っている人の声を聞いてみないと分かりませんよね・・・

Twitterを少し覗いてみましょう。

ソフトバンク光ユーザーの声

まずは遅いという声から・・・

2016年~2017年にかけては「遅すぎる!」という声が多く聞こえます。

ところが、2018年にはソフトバンク光が速くなったという意見が出てきます。

やはり、ここ最近で速くなったっぽい・・・

Twitterでも紹介されている「みんなのネット回線速度」というサイトでは、光回線を使っているユーザーが実際に測った速度を見ることができます。

気になる方は是非チェックしてみてください↓

いかがでしたでしょうか。

全国平均は、夜の時間帯でも100Mbps 出ています。

実際にソフトバンク光は速い模様です。

次に基本情報となる月額料金・工事費を見ていきます。

「ソフトバンク光の料金」と「おうち割」

ソフトバンク光の料金は、

戸建て「5,200円」

集合住宅「3,800円」

この2つしかありません。

ソフトバンクではスマホのセット割を「おうち割」と呼びます。

ソフトバンクユーザーは光BBユニットがセットになった「光セットオプション」へ加入することにより「おうち割」を受けることができます。

データ定額 50/20/5GBをお使いの方は「1,000円割引」(50GBプラス/ミニモンスター)

データ定額 ミニ2/1GBをお使いの方は「500円割引」です。

おうち割の条件は、

①光BBユニットレンタル

②WiFiマルチパック

③ホワイトひかり電話

への加入です。

こちらの3つのオプションをまとめて「光セットオプション」と言います。

料金は3つまとめて「500円/月」です。

ソフトバンクのスマホと光をセットにすることにより、光BBユニットは実質0円で利用可能です。

(ひかり電話を使わなければ電話機をつなぐ必要はありません。)

光セットオプションを加えると戸建ては「月額5,700円」集合住宅は「月額4,300円」になり、そこにおうち割が入ると

戸建ては「実質4,700円」

集合住宅は「実質3,300円」

(※おうち割はスマホ料金から割引されます。)

ほとんどのソフトバンクユーザーは1,000円割引に該当すると思います。

しかも、永年毎月の割引となります。これは嬉しいですね。

ソフトバンク光の工事費

ソフトバンク光は工事費が必ずかかります。

基本工事費は24,000円です。

土日祝日の工事は+3,000円かかりますので出来れば平日工事にしたいところ。

一括払いのほかに24回/36回/48回/60回の分割支払いも選べます。

選択した支払い回数は、あとからは変更できないのでご注意を。

分割払いでは、短期解約すると残りの工事費が一括請求されます。

また、ごくまれに工事費が安くなるケースもあります。

立会工事なしの場合は「2,000円」

室内工事のみの場合は「9,600円」

という特例がありますが、現在光を使っていても工事料金が発生することがほとんどですので安くなったらラッキー程度に覚えておきましょう。

その他にも、宅内の状況によっては特殊工事が発生することがありますが、主にテレビを接続する場合や特殊な電話回線関連の工事です。

また、ソフトバンクでは定期的に工事費の24,000円が実質無料になるキャンペーンを開催していますので、乗り換えを検討されている方はキャンペーン中に乗り換えるのがオトクです。

まとめ

かつては遅いと言った声が聞こえたソフトバンク光ですが、現状は他の光コラボと比べて速い模様です。

インターネット速度が速い理由は光BBユニットにあり、IPv6+IPv4の高速ハイブリッド通信が可能になるというものでした。

また、プロバイダの設備増強もしっかりとされており、スムーズな接続が実現できています。

ソフトバンク光を検討中の方は「みんなのネット回線速度」をじっくり見てみることをオススメします。

 

この記事が少しでもお役に立てば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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