WiMAX2+の料金とデータプランを3分で解説

WiMAXは料金とデータプランが少し複雑です。

どのサイトも料金が違うので混乱しますよね・・

そこで今回は、謎だらけのWiMAXを3分で解説してみようと思います。

この記事を読めば、あなたもWiMAXマスター。

WiMAX2+の料金

WiMAX2+の料金は光回線と違い、加入する窓口で月額料金が変わります。

適当に申し込むと一番お得な窓口と比べて、3万円以上損することも。

WiMAXの主な加入窓口は6社あり、プロバイダによって料金差があります。

まずは各社の特徴について見ていきます。

プロバイダ各社の特徴

1.UQ WiMAX(UQモバイル本家本元:料金は高いが口座振替にも対応)

2.GMOとくとくBB(キャッシュバック・月額料金ともに最安値)

3.Broad WiMAX(月額料金が安く、面倒な手続きが一切なし)

4.BIGLOBE (料金やキャッシュバック内容がわかりやすい)

5.@nifty (料金が少し分かりにくい)

6.So-net (月額料金が3年間一律。料金がとてもわかりやすい)

プロバイダ各社の料金を比較してみる

各社の特徴が分かったところで気になる料金を比較してみます。

正直かなり細かく検証したので、ここはサラッと飛ばして頂いて構いません。

簡単にまとめると、

3年間での総費用

1位・GMOとくとくBBキャッシュバックコース(115,060円)

2位・GMOとくとくBB料金割引コース(117,660円)

3位・@nifty WiMAX(124,580円)

6年間での総費用

1位・GMOとくとくBBキャッシュバックコース(268,528円)

2位・GMOとくとくBB料金割引コース(271,128円)

3位・Broad WiMAX(273,022円)

WiMAXは3年契約になりますので、3年間での総費用で見るのが良いと思います。

GMOとくとくBBの安さが目立ちますね。

ただ、WiMAXのキャッシュバックにはすぐに貰えるわけではありません。

キャッシュバックを受け取るには手続きが必要です。

1・キャッシュバックを受け取れるのは契約から1年後

2・手続きの案内は個別に設定したメールアドレスに送られてくる

3・メールが届いてから1ヶ月以内に手続きをする必要がある

手続きを忘れるとキャッシュバックは貰えないので注意しましょう。(BIGLOBE・@niftyキャッシュバックコースも同様)

キャッシュバックの申請を忘れそうな方は手続きの必要がない「料金割引コース」を選ぶのが無難です。

光回線と料金を比較してみる

料金の安さが魅力的なWiMAXですが、光回線と料金を比較してみましょう。

光回線と比べるとWiMAXは月々1,000円ほど安い料金設定です。

また、WiMAXはauスマホとの割引であるauスマートバリューmineが使えます。

WiMAXの料金が2,000円代になるのは嬉しいですね。

それでは次に、auのスマホだけを使った場合とWiMAXを併用した場合の料金を比較してみます。

auスマホとWiMAXの料金を比較してみる

WiMAXは持ち運びができるので、auスマホのデータ量は最安のピタッとプランに変更します。

30GBまで使えるフラットプランと比べると約2,000円も安くなりました。

auスマホとWiMAXを併用することで通信量が無制限になり、通信費も大幅に節約できます。

よく外でインターネットを使う方は、スマホのデータプランを低く設定してWiMAXのギガ放題プランでまとめた方が安上がりです。

出張が多い方や、学校内でインターネットを使う方は光回線よりもWiMAXの方が向いているかもしれませんね。

WiMAX2+のデータプラン

ギガ放題プラン

「ギガ放題プラン」はデータが使い放題のプランです。

ギガ放題プランの通信モードは2種類あります。

1.WiMAX2+の電波を使って通信する「ハイスピードモード」

2.au 4G LTEの電波を使って通信する「ハイスピードエリアプラスモード」

ほとんどの通信は「ハイスピードモード」を使いますが、速度を速くしたい場合や電波が繋がりにくい場所で利用する場合は「ハイスピードエリアプラスモード」と使い分けることが可能です。

ハイスピードモードの速度制限

WiMAXのギガ放題プランは厳密に言うと「実質使い放題」です。

「ハイスピードモード」は連続する3日間で10GB以上使うと、翌日の18時~午前2時頃まで通信速度が1Mbpsに制限されます。

データ利用量の目安は以下の通りです。

あくまで3日間合計して10GB使わなければ通信制限の対象になりません。

1日に約3.3GBの通信量なら大丈夫そうですが、ここで一つ朗報です。

制限対象は3日間で10GB以上とあります。

ということは、3日間で20GB使っても100GB使っても、制限されるのは翌日の18時~午前2時までです。

10GB超えた瞬間に速度制限が発動するわけではないので、速度制限を覚悟すれば、10GB以上の通信をしても問題ありません。

制限がかかったとしても翌日18時~午前2時までの8時間のみとなり、制限速度は1MbpsなのでYouTubeの標準画質は充分に観ることができます。

ハイスピードエリアプラスモードの速度制限

「ハイスピードエリアプラスモード」はau 4G LTE回線を利用するので、WiMAXエリア外の地域でも利用できます。

しかし、エリアプラスモードで7GB以上の通信をすると、月末まで通信速度が128kbpsに制限されるので注意が必要です。(※ハイスピードモードも128kbpsになります)

128kbpsというと、ほぼ何もできない状況です。

「ハイスピードエリアプラスモード」を使う場合は通信モード自動切替機能を使うことをおすすめします。

通信モード自動切替機能は、7GBを超える前にハイスピードモードへ自動切替してくれる機能です。

これなら、通信制限を気にせずWiMAXを使えそうですね。

7GBプラン

7GBプランはあまりインターネットを使わないライトユーザー向けのプランです。

「ハイスピードモード」「ハイスピードプラスモード」の両方を使うことができますが、月間で7GBを超えた場合、月末まで速度が128kbpsに制限されます。

データをあまり使わないと予想される場合は数ヶ月だけプランを変えるのもありです。

ただ、速度制限と月額料金を考えると圧倒的に「ギガ放題」の方がお得なので、WiMAXを使うなら「ギガ放題プラン」から始めることをオススメします。

まとめ

最後に今回のポイントをおさらいしましょう。

【WiMAXの料金】

・WiMAXの主な申込窓口は6社

・3年間の総費用が一番安いのはGMOとくとくBB

・還元率重視の方はキャッシュバックコース

・キャッシュバックの手続きを忘れそうな方は料金割引コース

・WiMAXは光回線と比べると約1,000円安い

・auスマホとWiMAXを組み合わせると月々6,460円でインターネットが使い放題(5分かけ放題もコミコミ)

【WiMAXのデータプラン】

・データプランは「ギガ放題プラン」と「7GBプラン」の2種類

・通信モードは「ハイスピードモード」と「ハイスピードエリアプラスモード」がある

・「ハイスピードモード」は3日間で10GB以上データを使うと翌日の18時~午前2時まで通信速度が1Mbpsに制限される(速度制限がかかる前までは何十ギガ使っても大丈夫/制限がかかっても1日で解除)

・「ハイスピードエリアプラスモード」はau 4G LTEが使えるが、7GB使った時点で1ヶ月まるまる通信速度が128kbpsに制限される(ハイスピードモードも使えない/通信モード自動切替機能の利用必須)

・7GBプランはライトユーザー向け(7GBプラン↔ギガ放題プランの変更は1ヶ月毎にできる)

WiMAXについてもっと詳しく知りたい方は公式サイトをチェックしてみてください。

【GMOとくとくBB・キャッシュバックコース】

【GMOとくとくBB・料金割引コース】

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